外反母趾で歩くと痛い原因は一つではありません。
実際の研究では、外反母趾は
- ・足への体重のかかり方(荷重分布)
- ・歩行時の足の動き
- ・筋肉の働き
などに影響を与えることが分かっています。
本記事では考えられる要因を整理し、靴やインソールで負担を軽減する方法を、
ドイツ整形外科靴マイスターの足と靴の専門店の視点で解説します。
外反母趾で歩くと痛くなるー考えられる原因。
■ ① 足の前方で負担のかかり方が変化する
外反母趾では、歩行時の足裏の圧のかかり方(足底圧)が変化することが知られています。
複数の研究をまとめたレビューでは、
母趾(親指)や前足部の荷重は一様に増えるわけではなく、部位によって再分配されています。
つまり
👉足の一部に負担が集中しやすくなる状態です。
その結果として、踏み出し時に特定の部位へストレスがかかり、痛みにつながる可能性があります。
■ ② 足の関節の動きが制限される
外反母趾では、歩行時の関節の動きにも変化がみられます。
特に
- 足関節(足首)
- 後足部(かかと周囲)
- 母趾の関節(第1中足趾節関節)
の動きに影響が出ることが報告されています。
母趾の関節は本来、歩行の「蹴り出し」に重要な役割を持っていますが、
この機能が低下すると
👉 スムーズな歩行が難しくなる
👉 無理な代償動作が増える
といった状態になり、結果として痛みにつながる可能性があります。
■ ③ 重心の移動が乱れる
外反母趾では、歩行中の足の接地の仕方、重心の移動(圧力中心:COP)が変化し、圧力中心(Center of Pressure)の移動経路が正常と異なる傾向が示されています。
その結果
- 👉 特定部位への負担集中
- 👉 効率の悪い歩行
が起こりやすくなり、痛みの要因となる可能性があります。
👉 足の崩れは膝の痛みにも影響することがあります
「膝の痛みは足が原因?」もあわせてご覧ください
■ まとめると…
外反母趾(扁平足など骨格の崩れ)は荷重の偏りをおこし、関節の動きを制限し、歩行のバランスを崩すと考えられ、
-
また、痛みを伴う場合は特に、
「痛み → かばう → 動きが崩れる」
- という経過を経て、
- 👉歩行速度の低下
- 👉歩幅の減少
- 👉バランス能力の低下
という悪循環が起こりやすくなります。
このことから
■足元の環境を整えることが重要となってきます。
これまで挙げてきた状態を整えることがインソールと靴の目指すポイントとなります。
👉インソールで骨格を支え、偏った足の負担を分散し、
👉靴の機能で制限された関節の動きを手助けし、
👉その結果、滑らかな重心移動を目指していきます。
また、痛みのある個所には体重がかかりづらくなるよう加工することで、痛みを避ける動きも防いでいきます。
・カウンセリングは無料です。→「カウンセリング予約をしてみる」
・ご遠方の方はネットショップでもインソールをお求めいただけます。
「ネイチャーズウォーク」では…
① 足の状態を正確に把握する
- ・立ち方
- ・靴
- ・既往歴
・変形の程度(足の状態)
・荷重のかかり方
・痛みの出るポイント
などを総合的に確認することが出発点です。
② 試し履きと、機能の確認
足の状態をはじめ、総合的に確認させていただいた情報をもとに、
インソールや靴の試し履き、可能な範囲で各種機能を試していきます。
その中で要望と機能をすり合わせていき、最終的なご提案をしていきます。
③ 靴やインソール、加工のご提案
これまでの情報から、足や体の状態と生活環境なども鑑みたうえでの最適なご提案をさせていただきます。
ひとりひとりの足はもちろん、靴の使用状況や生活環境、症状の強弱は違います。
靴やインソールだけではなく、ご提案もひとりひとりに合わせたご提案をさせていただいております。
※必要に応じて運動・歩行改善
歩行は非常に複雑な運動の連鎖です。
靴とインソールだけでなく、普段のご自身の歩行も見直したい場合には、
定期開催の歩行教室もご提案させていただきます。
- 歩き方
- 姿勢
- 筋機能
を見直すことで、インソールや靴との相乗効果が期待できます。
ご興味ある方はこちらもご覧ください。
まずは現在の状態を確認することが重要です。
外反母趾の痛みは、
適切な対応で軽減できる可能性があります。
「何が原因か分からない」
「色々試したが改善しない」
という方は、一度状態を確認することをおすすめします。
※カウンセリングは無料ですのでご安心してご予約ください。
▶ 足のご相談・カウンセリング予約は「こちら」
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