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歩き方は「4つの感覚」で変わる? |ネイチャーズウォーク歩行教室が大切にしている身体づくり

2026.07.17

前回の記事では、

「歩き方だけを意識しても、思うような変化につながらないことがある理由」と

歩行が「足」だけで行うものではなく、脳と身体の連携による「結果」であること。

そして、「自然に歩きやすい身体」を目指すことの重要性をお伝えいたしました。

ネイチャーズウォークで開催しているRelight佐藤先生の歩行教室では、

無理な筋力トレーニングを行うのではなく、

人間が本来持っている「4つの感覚」を呼び覚ますことで、

身体のパフォーマンスを最良(ベスト)の状態へと引き出すアプローチを行っています。

今回は、その土台となる4つの感覚についてご紹介します。

 


体性感覚自分の身体の位置を正しく感じる力

 

目を閉じていても、自分の手足がどこにあるかが分かるのは

「体性感覚」が働いているからです。

これは筋肉や関節、足裏などから得られる情報を脳へ伝え、現在の姿勢や動きを正確に把握するための感覚です。

歩くときには、足裏が地面から受けるわずかな刺激や、足首・膝・股関節の動きが絶えず脳へ送られています。

歩行教室では、呼吸やピラティスの要素を取り入れたエクササイズを通して、骨盤や背骨を無理なく動かしながら、身体全体をコントロールする感覚を育てていきます。

また、インソールも、身体のアライメントを整え感覚をサポートする一つの方法です。

足裏や筋肉、関節から得られる情報が安定することで、身体全体の動きやすさにつながる場合があります。

 


② 視覚「見る」だけでなく「空間を認識する」力

 

私たちは歩くとき、多くの情報を目から得ています。

ただし、視覚には2つの役割があります。

一つは、文字や人の顔などをはっきり認識する「中心視野」

もう一つは、周囲の景色や空間の広がりを捉える「周辺視野」です。

例えば、足元ばかりを見ながら歩いていると、身体は自然と前かがみになり、首や肩、腰に余計な力が入りやすくなります。

反対に、周囲の景色まで広く見渡せる状態では、身体の緊張が和らぎ、自然と姿勢も安定しやすくなります。

歩行教室では、ボールなどを使ったトレーニングを取り入れながら、視線だけでなく周辺視野も活用できるようサポートしています。

視覚と身体の動きを連動させることで、歩きやすさにつながる身体づくりを目指しています。

 


③ 前庭覚 ― バランスを保つための「身体のセンサー」

 

「前庭覚」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれません。

これは耳の奥にある三半規管や耳石器が担う感覚で、頭の傾きや身体の動きを感じ取り、バランスを保つ役割があります。

歩くたびに、私たちの身体は少しずつ揺れています。

前庭覚は、その揺れを脳へ伝え、「今の姿勢なら安全に歩ける」と判断するための重要な情報源です。

もしこの働きが低下すると、脳は身体を守ろうとして筋肉を固めたり、歩幅を小さくしたりすることがあります。

その結果、「なんとなく歩きづらい」「ふらつきやすい」と感じる方もいます。

歩行教室では、無理のない範囲でバランス能力を高めるトレーニングを行い、自分の身体を安心して支えられる感覚を育てていきます。

 


④ 呼吸と自律神経 ― 力みを減らし、動きやすい身体へ

 

緊張すると呼吸が浅くなった経験はありませんか?

実は呼吸は、身体だけでなく自律神経とも深く関わっています。

不安やストレスが強いときには交感神経が優位になり、身体は「戦う・逃げる」ための状態になります。

すると、肩や首に力が入り、身体が固まりやすくなります。

一方、ゆったりとした呼吸は、副交感神経が働きやすい状態をつくり、身体の余計な緊張を和らげることにつながります。

歩行教室では、呼吸を整えながら体幹を安定させるエクササイズも取り入れています。

これはリラックスだけが目的ではなく、歩くときに必要な身体の安定性を引き出すためでもあります。

 


靴・インソールと運動、それぞれの役割

 

ネイチャーズウォークでは、靴やインソールだけで歩き方がすべて変わるとは考えていません。

一方で、運動だけでも十分ではない場合があります。

例えば、足に合わない靴を履いたままトレーニングを続けても、足元から入る情報が不安定であれば、身体は本来の動きを発揮しにくくなります。

逆に、自分に合った靴やインソールを使用していても、身体をうまく使えなければ、その機能を十分に活かしきれないことがあります。

だからこそ私たちは、「ツール(靴・インソール)」「運動」の両方を組み合わせることを大切にしています。

足元の環境を整えながら、身体の使い方や感覚にもアプローチすることで、より快適な歩行につながると考えています。

 


歩くことは、人生を楽しむための土台

 

歩くことは、単なる移動手段ではありません。

 

旅行へ出かけること。

買い物を楽しむこと。
趣味を続けること。
家族や友人と出かけること。

 

こうした日常の楽しみは、「自分の足で歩けること」があってこそ広がります。

ネイチャーズウォークの歩行教室では、「正しい歩き方」を覚えることではなく、無理なく歩き続けられる身体づくりを目指しています。

歩くことに不安がある方、将来も元気に歩き続けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

足元から身体全体まで、一人ひとりに合わせたサポートをご提案いたします。

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